生活習慣病と言われるものの多くは、その因子が体の中にできてから、医師による診断を受けるまでに数年から数十年の年月を経てそこに至るのだそうです。だとするなら、症状に対する治療より、そこに行きつくまでの栄養素の摂り方に、もっと関心を持つべきではないかと思いませんか?

なぜなら、人間の体は全て食べた物でできているからです。ホルモンも酵素も全て栄養素の合成物質です。

医師による治療をうけても、病気も怪我も完治への最終仕上げは、自分の体の栄養素がしています。

学問でいうと「栄養学」とか「分子生物学」とかになるそうですが、残念なことに「医学」との連携がうまくできていないように感じています。

予防医学のようなことだと思うのですが、栄養素と健康の関係を理解するのは複雑で、単純な話ではないようです。

しかし、自分の体を自分が知るということは大切なことだし、理解するべきであると、私自身 色々な本を読む度にそう思うようになりました。

最近ではそれらを繋げたような新しい考え方を提唱する学問もできているようです。そこで偉大な人物として、日本の三石巌(みついしいわお)は分子生物学から発展させ「分子栄養学」という三石理論を構築しました。

アメリカ合衆国のライナス・ポーリングはノーベル賞を二つも受賞した偉大な科学者で「分子矯正医学」を提唱しました。

二人の巨匠はすでに亡くなられていますが、今なお多くの知識人、医師に大きな影響を与え続けているようです。

著書、紹介本など読みやすいものも多く出版されていますので、是非一度、ご購読いただけたら良いかと思います。

日本の医療は基本的に症状の治療であり、予防医学に特化したビジネスは日本にはありません。

サプリメントや健康ネタの話は巷にあふれていますが、断片的な情報が独り歩きしているものがほとんどです。

予防医学先進国では検査の内容も一般のものとは違う基準でおこない、サプリメントもとても繊細に扱うということです。

日本に住んでいる我々はなおさら、予防ということの全体像を理解しないと、自分にとって本当に必要な栄養素は何なのかを 判断できないのではないかと思うのです。  微力ではありますが、エル・グラッドはそんな予防・栄養・健康に関する情報を提供できるような来店ショップになりたいと思っています。